2014年04月27日

オペラ カーリューリヴァー

Curlew River
Jeudi 17 Avril 2014 à 20h


るんるん作曲 ベンジャミン・ブリテン Benjamin Britten (1964)
るんるん指揮 A. ウッドブリッジ Alan Woodbridge
るんるん演出 オリヴィエ・ピ Olivier Py
るんるん狂女 La Folle(T) マイケル・スラッテリー Michael Slattery
るんるん渡し守 Le Passeur(Br) W. デイズリー William Dazeley
るんるん旅人 Le Voyageur(Br) イヴァン・ルドロフ Ivan Ludlow
るんるん修道院長 L'Abbé(Bs) ルーカス・ヤコブスキ Lukas Jakobski


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■ 日本訪問の折に能の「隅田川」に感銘を受けたブリテンがそれを元に作り上げた作品です。カーリューリヴァーは東国と西国を隔てる川。さらわれた息子を探し求めて彷徨ううち気がふれてしまった女は、渡し守の話に号泣する。1年前に病に倒れて連れの男に捨て去られ亡くなった子供の、今日は命日だという話から、その子供が女の息子だというのです。墓の前で皆が祈ると少年が現れて母を慰め心の平安を与えてくれる。哀しいけれど癒しの結末となる物語です。登場人物はすべて男性が演じ、主役の狂女もテノール歌手です。教会上演用のオペラだそうで、オーケストラは無く指揮者も表には出てきません。数種の楽器奏者たちも舞台上に配置されて背景の一部を成しています。1時間20分と短いオペラですが、濃厚で静謐な大変面白い作品だと思います。
posted by KIMIU at 01:52| 観た | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月26日

CD フィリップ・ジャルスキー

『ポルポラによるファルネッリのためのアリア集』

■ 昨日4月25日東京オペラシティコンサートホールで、フランス人カウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーのリサイタルが大成功をおさめたようです。アメリカツアーから始まり、台湾、中国、日本と、どこでも人々を魅了しています。フランス国内でもここ数年その評判が増大した感があります。

■ リヨンオペラ座には2007年4月にバッハのメサイアでアルトとして出演。その時は共演の女声アルト、ナタリー・シュトッツマンの美声に魅せられて、若手のジャルスキーには私はあまり注目しませんでした。あれからもう7年。精力的な活躍ぶりで、リヨン市内のトリニテ礼拝堂でのコンサートも何回かありましたが、いつもチケットが取れません。

■ いつかは生演奏が聞けるのを待って、今はCDを聴いています。チェチーリア・バルトリとのデュエットも2曲収録。以下、アマゾンのサイトから曲名の和訳をコピーさせてもらいます。

1. 『アリアンナとテーゼオ(アリアドネとテセウス)』より「天を見よ」
2. 『身分の明かされたセミラーミデ』より「かくも慈悲深く あなたの唇が」
3. 『アッシリアの女王セミラーミデ』より「荒れ狂う嵐の中の船のように」
4. 『ポリフェーモ(ポリュペモス)』より「穏やかなそよ風よ」
5. 『ポリフェーモ(ポリュペモス)』より「いと高きジョーヴェ(ゼウス)よ」
6. 『ミトリダーテ』より「私が感じているこの喜び」
7. 『アウリデのイフィジェニア(イピゲネイア)』より「澄みきった波は」
8. 『ポリフェーモ(ポリュペモス)』より「愛する人を待っている間」
9. 『アウリデのイフィジェニア(イピゲネイア)』より「切望する この胸の中に」
10. 『オルフェーオ』より「この上なく不幸な愛により」
11. 『オルフェーオ』より「私の苦しみを憐れんでくれ」

東京のコンサートに因んでのこちらのインタビュー記事がとても良いです。

録音風景の動画


■ そして今夜はラジオ局「フランス・ミュージック」でリヨンオペラ座から『ピーター・グライムズ』の生中継があります。舞台を思い起こしながらもう一度聴いてみるとしよう。あとで気づいたのだけれど、主役を演じたテナーのアラン・オークは2009年の「ヴェニスに死す」でも主役を演じていたのでした。その時も哀愁ただよう美しい声に圧倒されたと記していたことにびっくり。今後も注目していこう。
posted by KIMIU at 18:32| 聴いた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月13日

オペラ ピーター・グライムズ

Peter Grimes
Jeudi 10 Avril 2014 à 20h


るんるん作曲 ベンジャミン・ブリテン Benjamin Britten (1945)
るんるん指揮 大野和士
るんるん演出 笈田ヨシ
るんるんピーター・グライムズ Peter Grimes(T) A. オーク Alan Oke 揺れるハート
るんるんエレン・オーフォード Ellen Orford(S) M. カウネ Michaela Kaune
るんるんバルストロード Balstrode(Br) A. フォスター・ウィリアムス Andrew Foster-Williams
るんるん"おばさん" tantine(Contralto) K. ウィルキンソン Kathleen Wilkinson
るんるんボブ・ボウルズ Boles(T) C. ジャドソン Colin Judson
るんるんセドリー夫人 Mrs Sedley(Ms) R. プローライト Rosalind Plowright


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■ 今シーズンのリヨンオペラ座フェスティヴァルはベンジャミン・ブリテンを取り上げました。オペラ作品3作の同時上演です。まず1作目「ピーター・グライムズ」の初日舞台を観ました。奉公人の子供の事故死に疑惑が持たれ、親方だった貧しい漁師ピーター・グライムズは村八分にされ追い詰められていきます。がむしゃらに働いて稼げば村人を見返せると、頑なな態度は事態を悪化させるばかりで絶望的な悲劇の結末へと向かいます。何とも救いのない暗いテーマの作品です。

■ 作品の暗さに加えて疲れがたまっていたせいか、舞台に集中できず時たま眠くなるありさま。せっかくの上演を満喫できなかった悔いが残ります。ただひたすら、悲劇の主人公のテノールの歌声が何とも切なく美しく胸打たれました。
posted by KIMIU at 20:13| 観た | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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