2013年03月30日

デモがあった夜

猫 毎週水曜日の夜は太極拳教室があって、オペラ座脇の建物内でお稽古します。今週は稽古中に9時を過ぎたころから外が騒がしくなりました。警備の人々が待機したりしていたので、何かありそうだとは思っていましたが、そんな夜遅くにデモがあるとは考えていませんでした。大きな叫び声や何かが暴発するような音をよそに、太極拳授業は和やかに終了。デモの騒ぎを避けるべく、メトロを使って少し遠回りして帰りました。

猫 何事かよくはわかりませんでしたが、パシフィックなデモでなく憎悪感漂うものなのが雰囲気で伝わってきました。Youtubeに動画がありました。



オペラ座包囲のデモ隊
国歌マルセイエーズを歌ったり
警備の警官に対して「表現の自由を認めろ!」と叫んだりしています

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猫 後で調べて分かったことですが、同性婚を認める法律に反対する若者たちのデモでした。法制化に尽力しているトビラ法務大臣が、オペラ座での新作オペラ「クロード」を観劇に来たところを狙ってのデモだったそうです。上記の動画でも「トビラ、辞めろ」コールが聞こえます。同性婚法制化については昨年から物議を醸しており、全国で反対運動が繰り広げられています。先週の日曜日にもパリで大規模デモがあり、警察と衝突して暴力沙汰になってしまいました。法案は下院を通過し、上院での審議がじきに始まります。

猫 新作オペラ「クロード」は、ヴィクトル・ユーゴー原作の囚人クロードを主人公とする監獄の話で、ロベール・バダンテールが脚色してオペラ作品にしたものです。ロベール・バダンテールはミッテラン政権下で死刑廃止を実現した元法務大臣です。トビラ氏はバダンテール氏に敬意を表して「クロード」初演に駆け付けたということです。現職大臣がリヨンまでやって来るというのは確かに珍しいことで、デモのやり甲斐もあったのでしょうが、全国ニュースでは取り上げられていなかったようです。

猫 オペラのほうは大成功だったようで、私は後日観に行く予定なのでとても楽しみです。オペラ座では「正義/不正義」をテーマにしたフェスティヴァルとして、この「クロード」のほかにベートーヴェンの「フィデリオ」、ダッラピッコラ、シェーンベルクのやはり刑務所を扱った一幕オペラの同時上演を開催中で、全部観に行く私は今からワクワクです。


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2012年08月05日

8月4日通り

猫 もう20年以上前になりますが、"1789年7月14日通り"に住んでいました。この通りはリヨン市郊外 Villeurbanne市にあり、革命記念日という大きな出来事を冠している割には地味な裏通りでした。その近くに"1789年8月4日通り"というのもあって、こちらは東へ長く伸びた大通り。でも当時はその意味を知らないままに過ごしていました。昨日、8月4日だなぁとボンヤリ考えていて、革命がらみで何があったのかと気になりました。


Agrandir le plan
地図の左下に Rue du 14 Juillet 1789 右上に Rue du 4 Août 1789


猫 何の記念日かと言いますと、憲法制定国民議会が全会一致で地方封建領主の特権廃止に合意した日です。全ての人民はフランス国民として誰もが平等とされたことになっています。法令は8月11日に正式に出され、26日には人権宣言採択という流れです。地方都市の通りに、歴史的記念日の名をつけるのはよくあることですが、何か関連はあるのでしょうか。この界隈、ときどき用事があって今も通ることはありますが、20年前とあまり変わっていない様です。

猫 今年の8月4日はヴァカンス出発人口が一年で最も多い日となりました。道路も駅も空港も大混雑の一日です。7月中に休暇だった人々は帰ってくる日でもあるので、特に高速道路の渋滞がすごいそうです。リヨンの町は人も車も減って静かになります。
タグ:リヨン
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2010年08月09日

公園でおしゃべり

猫 日曜日の午後、闘病中の友達と近くの公園でおしゃべりをして過ごしました。散歩するほどの元気はないけれど、ちょっと外へ出たいということで選んだこの公園。近すぎていつも素通りするだけでしたが、ゆっくり座っているとなんとも気持ちのよい場所でした。8月と言うこともあって、いつもより人も少ないのかもしれません。のんびり芝生で昼寝をしたり、本を読んだりする人々。私たちは木陰のベンチに腰掛けてペチャクチャ。周りの人たちのおしゃべりも聞こえなかったから、私たちも周りに迷惑はかけていなかったと思うのですが… とにかくリヨンの街中とは思えないほど静かでした。

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壁の向こうからは
リヨンの町が見下ろせます
レジデンスホテルのプライベートガーデンだと思っていたら
実はリヨン市営公園なのでした
タグ:リヨン
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2010年05月24日

ベトナム料理

猫 友達の誕生日祝いを兼ねてリヨン旧市街にあるベトナム料理レストランへ行きました。旧市街は観光地でもあり、めったに足を踏み入れない場所ですが、たまに行くと結構楽しいのでした。

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午後7時の聖ヨハネ広場
フルヴィエールの丘の向こうから
まだまだ太陽の光がとどきます


猫 実は知り合いの画家のギャラリー展を見に行きたかったのですが、連休の中日のせいか閉まっていました。仕方なくレストラン開店までブラブラ。結構な人出で、意外に観光客も多いのに吃驚しました。ちょっとオシャレな本屋を見つけ、丸くて素敵なイラストのポストカードを10枚も買い込んでしまいましたよ。
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猫 レストランは観光客の目にはあまり触れない裏通りにありました。本格的なフォー(ベトナム汁麺)が食べられます。具は牛肉が基本だそうですが、豚肉・鴨肉・鶏肉… と好みで組み合わせられて、うつわの大きさも大・中・小の中から選べます。皆で前菜に生春巻きと揚げ物の盛り合わせを取り、KIMIUは中のフォーで少々物足りないほどでした。持ち帰りもできるそうです。混んできてサービスが遅れがちなのが残念でしたがとりあえず満足!

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2009年11月29日

リヨンにもカルティエ

猫 憂鬱な11月はとても忙しくてあっという間に過ぎてしまいました。ヨガの週末ワークショップがパリとリヨンでそれぞれあった合間に、軽いインフルエンザで4,5日熱にうなされながらも仕事が休めないほどの忙しさ。太極拳教室の総会開催の準備にも追われ、それも先週無事に終わったのでホッと一息で12月を迎えます。あと3週間で冬休み、日本に里帰りの予定です。

猫 AFP国際ニュースサイトでフランスのニュースを探すと、スポーツの話題かモードの話題かゴシップの話題かでろくな記事がありません。リヨンの話題などまずお目にかかりませんが、先週強盗事件がありました。



猫 木曜日の午前10時半頃、4人の覆面男が5分ほどでショーウィンドーの商品を掻っ攫って行きました。自動小銃装備で2人が入口で見張り2人が小型破城槌(MonoShok Ramme)でドアをぶち破って侵入したそうです。店内には店員6人客3人がおり1人が顔を殴られたものの死傷者はなく、強盗はあっという間に車で逃げ去ったと言うことです。車は翌日リヨン南部の町外れに乗り捨ててあるのが見つかりました。

猫 事件があった通りはカルティエのほかにエルメスやルイ・ヴィトンなど有名な老舗ブランドが軒を連ねてはいますが、宝石店が並ぶパリのヴァンドーム広場のような物々しさはありません。そのヴァンドーム広場の有名宝石店ショメでも2週間ほど前に大胆な白昼盗難事件があったばかりです(死傷者なし)。100パーセント完璧なセキュリティー対策など無いと言うことでしょう。

猫 ちょっと前にはリヨン郊外で現金持ち逃げ事件もあり、こちらはフランス全国でも大きな話題になっていました。逃避に疲れた犯人は先日モナコで出頭し捕まりました。刑期は最高でも3年だろうとのことです。リヨンのニュースは泥棒の話ばかり…



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2009年11月08日

ストのおかげ?!

猫 リヨン市内の移動には公共交通機関のバス・メトロ・トラムウェイなどを使います。定期券City passvisu_tecely.jpgというプリペイドカードを利用し、年間契約を結び定期代は毎月銀行からの自動引き落としでカードは自動的にチャージされるようになっています。基本料金は月42,60ユーロ(5700円ぐらい)なのですが、今月の引き落としが少なめなことに気付きました。大型ストの際はこういう計らいもあると噂には聞いていましたが、何の前触れも連絡もなかったので見落としてしまうところでした。

猫 先週の歯医者の帰り、トラムからメトロに乗り換えたかったのになぜかメトロの入り口が閉鎖されていました。ストなのか事故なのか?理由を詮索するよりもさっさと歩いた方が早いのでブリブリしながら寒い中を小走りに急いでいたら、10年近く前から音信がとだえていた友人にばったり遭遇。感激の再会となりました。麻酔の抜けきらない口元で気が引けましたから、電話番号とメールアドレスを交換しました。これもメトロ不通のおかげです。

猫 リヨン交通会社は略してTCLで、そのホームページの英語版にリンクを張ってみてある発見をしました。英語版はフランス語がわからない学生と旅行者だけを対象にしている、ということです。料金に関するページを見ると、リヨンに長期滞在する社会人やその家族向けの料金表がありません。リヨンで働く人は全てフランス語が読めると想定されているのでしょうか。むしろ学生の方がフランス語が読めて当たり前のような気もしますが…

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あごを乗せている姿が可愛くて
何枚も写真を撮りまくったので

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もちろんそっぽを向かれました
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2009年08月08日

リヨンの坂道A

猫 昨日は思いつきでMontée de la grande côteについて書いたので今日はちょっと追加情報です。この地域は13世紀頃まではリヨンの町外れの田舎で、丘のふもとに修道院があったそうです。ルネッサンス期に都市化が進み丘の上とリヨンの町の中心を結ぶ幹線道路になりました。それにつれて通りの両側にも建物が立ち並び、19世紀には下水が整備され石畳が敷かれました。長い歴史を背負った通りですが、1998年ごろから再開発工事が始まり、いろいろな事情で工事中断があったりして、確か2007年にようやくきれいに出来上がりました。

猫 追加の写真を撮りに今日も町へ出たところ、土曜日とは思えないほど人が少ない。夏休みのリヨンは閑散としていていいもんです。

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昨日の写真の場所からおりて行きます

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ルネサンス様式の窓枠

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もともとの道幅はこのぐらいだったそうです
下へ行くほど道幅は狭まります

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落書きだらけ

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特に右側の建物の並びは
ユネスコ世界遺産に登録されているはず

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カフェは向かいの広場を利用して
テラスを出しています
左手の建物は低所得者用公団アパート

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この先で坂はおしまい

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下り切った所から見上げると
緩やかに蛇行しているのが分かります

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途中で猫にあいました

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そばの戸口にいったんは隠れたものの
すぐに出てきてスリスリされました
野良猫のようですが
かわいがられているのでしょう
タグ:リヨン 坂道
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2009年08月07日

リヨンの坂道@

猫 今日のリヨンはどょ〜んと蒸し暑い一日でした。帰り道、丘の下までエアコン付きのバスに乗って涼んでから、最後のラストスパートの坂道をトボトボと上りました。天気の良い日は行き交う人が多いこの坂道も、今日は人通りが少なくて写真を撮ろうという気になりました。

Montée de la grande côte

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猫 「急斜面の上り坂」と呼ばれます。以前はもっと狭くて雑然としていたのですが、数年前に修復され傾斜も少しなだらかになったということです。それでも雨や雪の日はすべって危ない。仕事の車以外は乗り入れ禁止の歩行者天国で、上の方は公園になっています。

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以前に撮った冬の風景
坂を上りきって見下ろしたところです
タグ:リヨン 坂道
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2009年06月21日

今日から夏

猫 昼の時間がいちばん長くなる夏至の日、フランス全国で音楽を楽しむお祭り騒ぎが繰り広げられます。プロもアマも老いも若きも街角へ出て歌ったり踊ったりしていい日です。近年は大掛かりになっているので、場所の確保などには規制があるのかもしれません(よく知らない)。今年は日曜日に重なったので、夜だけでなく午後からの催し物もいろいろあり、散歩がてら見に行ってみました。

猫 リヨン国立美術館中庭でのピアノ・室内楽コンサート、リヨン市庁舎前テロー広場のブラジル音楽、サトネ広場のジャズクラブ演奏、クロワ・ルッスの丘中腹でのブラスバンド、コルベール広場の世界の音楽コンサートは北アフリカ系のロックバンドが演奏中でした。午後4時過ぎで、まだ始まったばかりという雰囲気で乗りは今ひとつ。音合わせしているだけかな?というものもありました(実は本番だった)。


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小さな平和広場でみかけた小規模バンド
ボーカルの女性は伸びのあるとてもいい声でした

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マージナルっぽい風情が
場所柄に溶け込んでいます

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クロワ・ルッス広場の大ステージ
音響が喧しすぎて
舞台後ろから聞くので丁度いいくらい

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ひょうきんなおしゃべりと
軽やかなリズムで
聴衆をひきつけていました

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広場沿いの住人は
夜中の1時ごろまで
この音響にさらされるのかと思うと
ちょっと気の毒です
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2008年12月06日

光の祭典今年も

猫 あっという間に一年が過ぎてしまった気がしますが、今年もリヨンの最大イベント光の祭典の時期になりました。今年は5日の金曜日から8日月曜日までです。「エネルギー節約出来るようなイリュミネーション」という矛盾したテーマだそうです。光の効果を高める意味もあるのか、街灯なども飾り付けられてたいへん暗く設定されるので足元が見えにくくて犬の糞害にあう人々続出です。

猫 色々と面白い出し物もたくさんありますが、なんせ人が多くて外に出て行く気分にはなれません。人込みに慣れていない人々の波にのみ込まれるのはとても危険なんですよ。日本での人込みなら、前の人にくっついていけばいいけれど、フランス人はそうはいきません。前の人々は予期せぬ動きをとるし、くっつくと怒られるし、腹立たしいことこの上ないのです。


猫 金曜日の仕事の帰り道、うちの近くの窓辺パフォーマンスは微笑ましくて思わず写真を撮ってしまいました。騒ぎも始まったばかりで人も少なかったのは幸いでした。

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影絵パフォーマンスです

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一般住人の方々に協力を要請したのでしょう
家の窓に細工を施して光を当てています

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数からいくと
あまり協力が得られなかったように見受けられます
それでも、大掛かりでなく
地元住民を大事にしている作品に好感が持てました

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2008年09月02日

リヨン情報

猫 リヨンの出来事やニュースをチェックしたくて検索エンジンで探すと、たいていリヨンのサッカーチームの記事ばかりが引っかかってきます。全国紙などでは見向きもされない日常の地元ニュースがブログ形式で発信されているのを見つけたので「おすすめサイト」に入れました。全部フランス語だけです。

mLyon - l'actualité du Grand Lyon 24/24
リヨンとその周辺の事件や出来事を簡潔にまとめて随時伝えています。今日の記事によると、今週木曜日に公共交通会社TCLがストをするということです。あぁ、またかぁ…という感じ。何のためのストなのかは明記されていません。歩いて職場に行く羽目になりそうです。1時間15分ほどでしょうか。ハイキングだと思えばどうってことありませんが景色がよくないので楽しくないです。

Au fil de Lyon
ローヌ地方の地元有力紙プログレという新聞社のサイトが管理しています。写真入で、記事もmLyonより詳しいです。新学期を向かえて、幼稚園から高校まで教職員数が足りない状況を伝えています。一クラスの人数が増えたり、各教員の授業時間数が増えたりして、このままでは効果的な指導が保障できないといって9月11日にマニフェスタシオン(=スト)が予定されているそうです。

猫 ニュースではありませんが、リヨンで行きつけの洋服屋さん Il était une fois des créateurs... のサイトも加えました。更新はあまり頻繁ではないようですが、彼女達らしいスタイルの趣をよく伝えています。英語ページもあります。
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2008年08月31日

Cour des voraces

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前回の記事で見た
坂の上に向かうトラブールをのぼると
(古いアパートの地下階段の雰囲気です)

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Cour des voracesと呼ばれる中庭に出ます


猫 voraces は19世紀前半のリヨン絹織物職人達の組合といえるもので、労働条件の改善や労働者の権利を主張した人々(革命闘士)のグループです。トラブールの奥に位置するこの場所で集会を開いたりしたのでしょう。中庭をのぞむ建物の見事な階段建築で有名になっています。映画やドラマのシーンにもよく使われます。

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中庭を背にして登りきると
上の通りへ出る通路につながり
これまた眺めの良いコルベール広場に出られます

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2008年08月30日

トラブール

猫 トラブルではありません。Trabouleとはリヨンの旧市街に多く見られる、隣り合う複数の建物をつなぐ通路のことです。見た目はごく普通の入り口ですが、入っていくと中庭や建物内を横切って通り抜けられるようになっています。通り抜けのための近道だったのでしょうが、奥で枝分かれして複雑な通路もあり、様々な地下活動者に活用された(ている?)という話です。リヨンには200ヶ所以上あるそうですが、防犯の面から閉鎖されている通路が少なくありません。ガイド付観光コースになっていたりしますが、リヨン住人は日常当たり前のように利用しています。以下、うちの近くの有名なトラブール。

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聖セバスチァン坂14番地の建物の入り口

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奥の中庭が見えますが、

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それがさらに石畳の裏通りになっています

通りの途中、右側には

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坂の上の建物への抜け道=入り口

通りの突き当りには

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階段を下りて、坂ノ下の建物への抜け道

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建物の通路を抜けると
向こう側の通りへ出られます

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通りの反対側には
さらに別のトラブールの入り口が続きます
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2008年08月29日

眺めの良い広場

猫 リヨンは良いお天気が続いています。今日の午後はぐんぐん気温が上がって喉が渇いて仕方ありませんでした。まだ人出の少ないクロワ・ルッスの商店街をブラブラしてから郵便局へ行くと、ここは大変混んでいて吃驚しました。フランスも郵政民営化が進んでいて、クロワ・ルッスの郵便局はわりに早くからサービス改善努力が見られますが、待たされるのは仕方ないですね。お年寄り客が多いような気もします。

猫 日本へ手紙を1通送るためだったので、窓口には並ばずに自動販売機を利用しました。郵便手続き窓口のほかに「ブティックコーナー」というのがあって、カードや封筒、リヨンのガイドなどを売っています。誰も並んでいないので、切手も買えるか聞いてみたら「もちろん」との返事でした。そこで、ちょっときれいな切手を10枚まとめて買いました。そうと知っていれば、自動販売機の味気ないチケットを買う必要はなかったのに… 

猫 郵便局前の広場は少し前に地下駐車場工事が完了してきれいになりました。公園広場となった所に芝生や木々がきれいに生えそろうのを待つばかりです。


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広場は丘の斜面にそって広がり、

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Place Bellevue へと続きます
その名の通りとても眺めの良い広場です
ローヌ川沿いのリヨンの町並みが見下ろせて
空気が澄んだ日には遥か向こうに
モン・ブランも見えるとか


猫 リヨンは地下駐車場建設が盛んです。駐車場に車を置いて、町の中心部へはメトロやバスを使う努力を呼びかけています。今日のリヨン最新ニュースでは、リヨン入市税導入計画を伝えています。2010年までに料金所を設置するとか。ロンドン、ミラノ、ストックホルムなどで実施されており、フランスでは初めての試み。(そういえば、ノルウェーに行ったときベルゲンの町も入市税を払いましたっけ。)記事を読む限りでは、実現の可能性はあまりないようにも思えますが、大気汚染防止のための政策が前向きに検討されている点は期待できそうです。それよりもメトロやバスの公共交通機関のよりいっそうの改善を望みます。TCLと呼ばれる交通会社は民営ですが他に競合会社はありません。ストや故障が多いし、お客様へのサービス精神がまだまだ乏しい会社です。
posted by KIMIU at 19:40| Comment(0) | リヨン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

レストラン COUR DES LOGES

猫 雨模様の週末でした。日曜日も朝からバシャバシャ雨音がするほど。こんな日は外にも出て行きたくない気分ですが、友達の誕生日祝いにレストランへ行きました。クール・デ・ロージュはリヨン旧市街にある超高級4つ星ホテルです。ルネサンス期の建物をそのまま残した趣のある素敵なホテルで、若手の一流シェフをかかえるレストランも好評です。

猫 日曜日の昼食タイムはブランチと名づけられたヴァイキング。49ユーロで食べ放題飲み放題です。ちょっとオシャレして気取って、4つ星ホテルに初めて足を踏み入れました。お昼だったせいかもしれませんが、予想したほど気取っておらずカジュアルな雰囲気でした。客層は年配の方が多く落ち着いてゆっくり食事が楽しめました。

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旧市街のrue du Boeuf(牛通り)
まわりの古い建造物にすっかり一体化して
うっかりすると見落としてしまいそうな入り口です

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猫 入り口からの通路はフランス語でクールと呼ばれる中庭に通じています。建物に囲まれた吹き抜けの空間ですが、ここではガラス張りの天井にしてレストランに使っています。各席はゆったりとスペースが取られていて、満席でしたが人が多いという感じがありませんでした。

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客室は中庭に面する通路に連なっています

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食べ始めると写真を撮ることなど忘れてしまいます

猫 上の写真は3皿目、中国料理屋より美味しい春巻き、パスタサラダ、レンズ豆サラダ、アーティーチョークサラダ。この他にもインゲンの和え物、茹でアスパラ、煮込み野菜など色とりどりの野菜料理が多く、調理法も素材の色と歯ごたえがしっかり生かされて私好みでした。

猫 野菜以外では、フォア・グラ、スモークサーモン、ソーセージ、ハム各種、キッシュやタルト、生牡蠣もありました。ブランチですからこってりした肉料理はありませんが、今日は鴨のオレンジソース煮がありました。ゆっくりし過ぎたため、デザートにたどり着いた頃にはあまり残っていなくて残念な気もしましたが、お腹は一杯でもう食べきれませんでした。
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2008年03月23日

レストラン Bruno Delamare

猫 今週末は復活祭(イースター)で月曜日が祝日です。春分の日、復活祭をさかいに本格的な春が来るものですが、今年のリヨンは冬に逆戻りしているようです。祝日の月曜日にくっつけて4日間の有休をもらい、1週間の休暇を取りました。エルフィンと一緒に自宅でのんびり過ごす予定です。

猫 金曜日の夜に素敵なレストランへ行ってきました。カトリーヌ・マルタンさんやtieta4uさんも紹介されているお店です。昨年の9月に開店したばかりで、厨房では若いシェフ(37歳)ブリューノさんがたった一人で奮闘しています。カメラを持っていくのをすっかり忘れていたのが残念でなりません。出来たばかりのウェブサイトをご覧ください。

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猫 1ヶ月前から予約を入れていましたがこの日のお客は私たちだけでした。イースター週末前日はこんなものでしょうとのこと。まだまだあまり知られていない高級レストランですからちょっと立ち寄るには敷居が高いようです。つい最近刊行されたミシュランガイドに名前も載らなかったのは心外とブリューノさんはガッカリした様子ですが、有名になりすぎて欲しくない私はちょっと嬉しく複雑な気持ちです。

猫 シェフはヨーロッパ以外ではシドニー、ドバイ、香港などでの実績があり影響も受けているに違いありませんが、基本的にはクラシックなフランス料理です。とろけるようなフォア・グラ、ブレス鶏のアスパラガス添えトリュフソースなどフランス特産物の持ち味が十分に生かされていました。ワインはソムリエと相談の上、リヨン南方のジゴンダス1978年!を選択。30年もののワインを飲んだのは初めてです。日本にはまだ行ったことがないけれど、将来は料理を通して交流の機会を作りたいと語ってくれました。
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2008年02月20日

レストラン Le Pavillon

猫 日本から出張で来ているカトリーヌ・マルタンさんと美味しいレストランに足を運んでいます。気軽に行ける最も好きなレストランの一つ、リヨン1区にあるLe Pavillon。ディナーは28ユーロのセットメニューで、アントレ・メイン・デザートをそれぞれ多くの選択肢の中から選べます。4,5年前から行きつけの店で、ちょっと値段は上がりましたが味の良さを維持しています。うちから歩いて10分もかからないという近さも魅力です。この日は女3人で姦しく出かけました。

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まず、フォア・グラのミルフィーユきのこのソテー添え
口の中でとろけます

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ワイングラスの向こうに見えるのは
カトリーヌさんの栗のポタージュ

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メインは牛肉のポトフにフォア・グラのキャベツ巻き添え
変型ビーフシチューのようででした
野菜も煮込みすぎてなくて歯ごたえがあるのが嬉しい


猫 デザートに友達はチーズの盛り合わせ、KIMIUはクレーム・ブリュレ(カスタードクリームの表面を焦がした平べったいプリン)をとりました。ワインは地元のサン・ジョゼフ。店には一番乗りで入りましたが三人のおしゃべりは尽きず、ほとんど一番遅くまで残っていました。食後は心臓破りの坂道を登って帰らなければなりません。

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ハァハァ息を切らせてたどり着くと
エルフィンは「お帰りなさい」と言ってくれているみたいです

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日本の母が送ってくれた小包に使った箱です
うってつけの大きさで
縦でも横でも喜んで入ります
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2008年01月29日

リヨン大観覧車

猫 リヨンの町の中心、ベルクール広場に大観覧車が聳え立つことがあります。どうやら冬の間だけのようです。地上60メートルからリヨンの町が眺め下ろせるそうですが、高所恐怖症のKIMIUは乗ることができません。たいへんな勢いでまわっているようで、下から見ているだけでも頭がクラクラしてきます。

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猫 観覧車の手前には屋外スケートリンクも設置されています。この日は天気がよかったけれど、一般的にリヨンの冬は太陽がなかなか顔を出しません。そんな憂鬱な冬を楽しく過ごすための催し物なのでしょう。
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2008年01月20日

レストラン Nicolas Le Bec

猫 昨年から職場にみえている日本の方と高級レストランで新年のお祝いをしました。KIMIUにとってはこれが2年ぶり2回目、ミシュラン二つ星☆☆のニコラ・ル・ベックさんのお店です。リヨンの街中にあってとても便利です。星付高級レストランは、やはりとても高いこともあってそれほど興味はないのですが、2年前にこの店を試してあまりの美味しさに「高くてもいいわ!」と言う気になりました。

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.
バナーをクリックするとレストランのサイトにリンク


猫 カメラの調子が悪くて撮った写真の半分は駄目になってしまいました。お店の雰囲気などはサイトで直接見てください(その方がずっと素敵です)。ちょっとばかりお洒落をして行きたい店ですが、気取らず落ち着いて食事ができます。

猫 サロン・バーで食前酒を飲みながら料理を選びました。このへんの写真が全部駄目になってしまって残念。ロゼのシャンペンで乾杯しました。中身が少なめのコースを選んで、ワインはアヴィニョン近くで産するコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ。食事のテーブルに案内されると、間もなくワインをデカンタに入れてサービスしてくれました。

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フラスコのお化けのようなデカンタ
ワイングラスも巨大で
ワインが中で思い切り呼吸しているみたいでした

猫 前菜はフォア・グラとグリーンアスパラとうなぎの燻製をゼラチンで固めたテリーヌ。これも写真がないのがとても残念。目で楽しめる綺麗な一品で、もちろん味も上品で口の中でとろけるようでした。もう一皿の前菜は焼帆立貝のトリュフのせ。そしてメインの魚料理、肉料理と続きます。

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貝殻のまま焼くのはフランスでは珍しいかな?

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魚は大西洋のサン・ピエール(日本語ではまとうだいというそうです)
シードル(リンゴ酒)ソースに青リンゴときゅうりが添えられています

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肉料理は牛の頬肉ワイン煮込みとフィレ肉のステーキ
柔らかくてしっとりしています
左の容器に付け合せのとろけるようなマッシュドポテトがあります

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いくつもあるチーズの中から
サヴォアのトムとイギリスのスティルトン
スティルトンはtieta4uさんおすすめ
世界一美味しいチーズの一つとか
納得しました


猫 デザートは二皿、煮梨ミルティーユソースにホワイトチーズアイス、温かいチョコレートムースにブラジルカフェアイス添え。(これも見た目にとっても綺麗でしたが、写真は映像破壊。)全体にあっさりしていておなかは一杯なのに胃にもたれない、とても満足いくコースでした。

猫 土曜日のお昼で家族連れのお客さんもいました。コースを取らずに一品だけで済ませる人も多いようです。若い日本人のグループもいて、料理を勉強している学生さんたちかななどと勝手に想像していました。
posted by KIMIU at 19:20| Comment(1) | リヨン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月09日

スターバックス

猫 Starbucksリヨン第1号店が市庁舎‐オペラ座のすぐ近くに開店しました。地下鉄のオテル・ドゥ・ヴィル駅を出てすぐの所です。

Lyon-0748.jpg

猫 所在地は開店間際まで秘密だったそうで、毎日そばを通っていたのに全然気がつきませんでした(工事現場の壁でしっかり隠されていた)。ある晩飛び乗ったバスから見えて、いきなり出現したような看板にびっくりしました。

猫 名前だけは聞いていましたが、実はKIMIUはスターバックスのコーヒーを飲んだことも店に入ったこともありません。日本の実家のある町には見かけない(!)し、東京へ出てもあまりこういった店(喫茶店)に入る機会がなかったのです。コーヒーよりビールやワインが飲める店のほうがいいというのもあるけど。

猫 フランスのカフェ文化を覆すようなコンセプトで、はやらないんじゃないかと思っていましたが、4年足らずでパリとその周辺に40店舗開店したそうです。そして地方進出の第1にリヨンが選ばれたのでした。ネット上のコメントを見たところ歓迎の声が多いようです。マフィンやケーキが美味しいという噂も聞いたので、通勤の行きがけに買って行くのもいいかなと思いましたが目下のところ長蛇の列。それに、パン・オ・ショコラよりずっと高いだろうな。

Lyon-0746.jpg
これは土曜日午後の風景
並んで待つほどの価値はあるのかな
posted by KIMIU at 17:43| Comment(2) | リヨン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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