2014年09月28日

コンサート Stella di Napoli





るんるんメゾソプラノ Joyce DiDonato
るんるん指揮  Riccardo Minasi + リヨンオペラ座管弦楽団

■ 9月22日オペラ座のコンサートに行きました。アメリカ、カンサス出身の歌姫ジョイス・ディドナートのリサイタル。「ナポリの星」と題して19世紀初頭のイタリア歌曲と管弦楽曲のコンサートです。同名のCDにちなんでヨーロッパ、アメリカ各地でツアーを行っているようです。有名なロッシーニ、ベリーニ、ドニゼッティのほかにあまり知られていないパシーニ、メルカダンテ、カラファと言った作曲家の曲も並びます。ボリュームのある明るい声と表現力豊かな歌いっぷりに魅了されない人はいないでしょう。

■ 指揮者のミナージは全然知らなかったので調べてみたところ、リッカルド・マサヒデ・ミナージという1978年生まれのヴァイオリニストであり指揮者でもあるとのこと。どうしてマサヒデというセカンドネームなのかはわかりません。小柄な体ながら指揮台から落ちるのじゃないかと思うほどエネルギッシュで、演奏者も観客も踊りたくなるような楽しい演奏でした。

■ アンコール曲が終わっても拍手は鳴りやまず、ディドナートのお茶目なフランス語でのコメントにますます聴衆はエキサイトしてスタンディングオベーションとなり、さらにもう一曲追加演奏がありました。コンサートの後はCD販売とサイン会もありましたが、遅かったので断念。CDは別に買うことにしました。
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2014年05月18日

コンサート ヘンデル

Georg Friedrich Haendel
Dimanche 18 Mai 2014 à 16h


るんるん指揮・ヴァイオリン Enrico Onofri
るんるんカウンターテノール Xavier Sabata

#ヘンデルのオペラ Ariodante, Rinaldo, Alessandro, Amadigi di Gaula から


■ 曲目の詳細が得られなかったのでタイトルが全部は分からなくて残念。知っていたのはRinaldoのアリアLascia ch'io pianga「私を泣かせてください」とアンコールで歌われたこれもRinaldoからCara Sposa「愛する妻よ」だけでした。Xavier Sabataはスペイン出身の若手カウンターテナー、髭面のスキンヘッドで強面ですが美しい声です。もう少し声量があったほうが私の好みではありますが、スピード感のある曲目は軽やかに歌いあげていました。


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2014年05月03日

聖ヨハネ受難曲

Passion selon Saint Jean

Mardi 15 avril 2014 à 20h | Chapelle de la Trinité


るんるん作曲 J.-S バッハ Jean-Sébastien Bach (1724)
るんるん指揮 M. ミンコフスキー Marc Minkowski
るんるん演奏 ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルーノブル Les Musiciens du Louvre Grenoble
るんるんディッテ・アンデルセン Ditte Andersen (S)
るんるんレネケ・ルイテン Lenneke Ruiten (S)
るんるんデルフィンヌ・ガル Delphine Galou (A) 揺れるハート
るんるんデイヴィッド・ハンセン David Hansen (A)
るんるんロター・オディニウス Lothar Odinius (T) (l'Evangéliste)
るんるんコリン・バルザー Colin Balzer (T)
るんるんクリスティアン・イムラー Christian Immler (B) (Jésus)
るんるんフェリックス・スペール Félix Speer (B)


■ 復活祭の週末に先立つ受難の週はあちこちで宗教的音楽のコンサートが開かれるようです。私はリヨンのトリニテ礼拝堂でバッハの聖ヨハネ受難曲を初めて体験しました。世界的にも有名なミンコフスキーの指揮、彼自身が主宰する古楽器演奏楽団ルーヴル‐グルノーブルに8人のソリストが合唱パートも含めて歌いあげる構成でした。福音史家のテノール歌手が急遽代役となり、昼過ぎに飛行機でリヨン入りして午後ずっと練習していたとミンコフスキーのお茶目な前置きがありましたが、演奏に何の支障も無かったように思います。

■ トリニテ礼拝堂 Chapelle de la Trinité は1620年ごろにトリニテ・コレージュ(中世の高等研究寄宿学校)の中に造られた礼拝堂で、類いまれなバロック建築として有名です。コンサート以外にもレセプションやセミナーなど様々なイベント空間として使われています。次第に夕闇に包まれていく礼拝堂で、美しい音楽を通してキリスト受難の物語を聴くと厳かな宗教的雰囲気に浸れるものですね。

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2014年04月26日

CD フィリップ・ジャルスキー

『ポルポラによるファルネッリのためのアリア集』

■ 昨日4月25日東京オペラシティコンサートホールで、フランス人カウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーのリサイタルが大成功をおさめたようです。アメリカツアーから始まり、台湾、中国、日本と、どこでも人々を魅了しています。フランス国内でもここ数年その評判が増大した感があります。

■ リヨンオペラ座には2007年4月にバッハのメサイアでアルトとして出演。その時は共演の女声アルト、ナタリー・シュトッツマンの美声に魅せられて、若手のジャルスキーには私はあまり注目しませんでした。あれからもう7年。精力的な活躍ぶりで、リヨン市内のトリニテ礼拝堂でのコンサートも何回かありましたが、いつもチケットが取れません。

■ いつかは生演奏が聞けるのを待って、今はCDを聴いています。チェチーリア・バルトリとのデュエットも2曲収録。以下、アマゾンのサイトから曲名の和訳をコピーさせてもらいます。

1. 『アリアンナとテーゼオ(アリアドネとテセウス)』より「天を見よ」
2. 『身分の明かされたセミラーミデ』より「かくも慈悲深く あなたの唇が」
3. 『アッシリアの女王セミラーミデ』より「荒れ狂う嵐の中の船のように」
4. 『ポリフェーモ(ポリュペモス)』より「穏やかなそよ風よ」
5. 『ポリフェーモ(ポリュペモス)』より「いと高きジョーヴェ(ゼウス)よ」
6. 『ミトリダーテ』より「私が感じているこの喜び」
7. 『アウリデのイフィジェニア(イピゲネイア)』より「澄みきった波は」
8. 『ポリフェーモ(ポリュペモス)』より「愛する人を待っている間」
9. 『アウリデのイフィジェニア(イピゲネイア)』より「切望する この胸の中に」
10. 『オルフェーオ』より「この上なく不幸な愛により」
11. 『オルフェーオ』より「私の苦しみを憐れんでくれ」

東京のコンサートに因んでのこちらのインタビュー記事がとても良いです。

録音風景の動画


■ そして今夜はラジオ局「フランス・ミュージック」でリヨンオペラ座から『ピーター・グライムズ』の生中継があります。舞台を思い起こしながらもう一度聴いてみるとしよう。あとで気づいたのだけれど、主役を演じたテナーのアラン・オークは2009年の「ヴェニスに死す」でも主役を演じていたのでした。その時も哀愁ただよう美しい声に圧倒されたと記していたことにびっくり。今後も注目していこう。
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2014年03月17日

コンサート ブリテン / ラヴェル 

Britten & Ravel

Dimanche 16 Mars 2014 à 16h


るんるん指揮 大野和士
るんるんテノール Ian Bostridge
るんるんホルン Jean-Philippe Cochenet

# ブリテン Benjamin Britten
「テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード」
1 プロローグ
2 パストラ−ル 詩:チャールズ・コットン
3 夜 想 曲   詩:アルフレッド・テニスン
4 エレジー  詩:ウィリアム・ブレイク
5 挽 歌 詩:作者不明
6 賛 歌 詩:ベン・ジョンソン
7 ソネット 詩:ジョン・キーツ
8 エピローグ

# ラヴェル Maurice Ravel
「ワルツ 管弦楽のための舞踏詩」
「ダフニスとクロエ」


■ マエストロ大野和士による管弦楽コンサート。ブリテンの歌曲は歌詞を知らなくて少し残念。楽しむためには勉強が必要ですね。ラヴェルはオーケストラ総動員と言う感じで、特に打楽器が何種類もあって素晴らしい。この後4月はブリテンフェスティバルで、ブリテンのオペラ3作の上演が続きます。
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2014年01月25日

オペラ ノルマ(コンサート)

Norma
Mardi 12 Novembre 2013 à 20h


るんるん作曲 Vincenzo Bellini (1831)
るんるん指揮 Evelino Pidò
るんるんノルマ(S) Elena Mosuc
るんるんポリオーネ(T) John Osborn
るんるんアダルジーザ(Ms) Sonia Ganassi
るんるんオロヴェーゾ(Bs) Enrico Iori


■ (リヨンオペラ座 鑑賞備忘録) 2011、12年に続いて3年目のコンサート形式ベリーニのオペラ、今年度は最後でノルマが上演されました。とは言うもののベリーニのオペラなど何も知らない私は「清らかな女神よ」(Casta Diva カスタ・ディーヴァ)を聴いて、あぁこの有名な曲… と感動したのでした。パリのシャンゼリゼ劇場でも行われた同じコンサートはラジオ録音もされ、数週間にわたって再聴できました。そのラジオサイトはこちら⇒ France Musique Norma de Bellini au théâtre des Champs-Elysées ラジオ放送はもう聞けませんが、マリア・カラスの動画などが載っています。

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2013年10月06日

オペラ フィガロの結婚(コンサート)


Les Noces de Figaro
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写真はリヨンオペラ座サイトから拝借


るんるん作曲 Wolfgang Amadeus Mozart (1786)
るんるん指揮 René Jacobs ルネ・ヤーコプス
るんるん演奏 Orchestre baroque de Fribourg フライブルク・バロック管弦楽団


■ リヨンオペラ座、今シーズン最初の演目は演奏会形式オペラ『フィガロの結婚』でした。一回きりの公演で満員。正面席は取れなくて字幕も見えない場所でしたが、舞台には近い2階席(いつもは6階席ばかり)で美しい歌い手たちがじっくり見られて堪能できました。

■ 古楽器オーケストラのフライブルク・バロック管弦楽団は、舞台中央にチェンバロを据え、どの楽器も深みのある懐かしい音色を奏でていました。コンサート形式とは言え、歌手たちはじっと立ったまま歌うのではなく、身振り手振りを交えながら走り回ってのドタバタ劇をしっかり演じていました。歌も演技も上手くて、大変楽しい舞台になっていました。

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2010年02月06日

コンサート ピーター・ウィスペルウェイ



るんるん ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作曲
るんるん 無伴奏チェロ組曲
第1番ト長調 BWV1007
第2番ニ短調 BWV1008
第3番ハ長調 BWV1009
第4番変ホ長調 BWV1010
第5番ハ短調 BWV1011
第6番ニ長調 BWV1012


猫 オペラ座の大舞台でチェリストがたった一人で演奏する、バッハ無伴奏チェロ組曲全6曲のコンサートがありました。チェリストはピーター・ウィスペルウェイ、オランダ出身の欧米ではよく知られた一流演奏家の一人のようです。「…ようです」って、KIMIUはそういうの(有名かどうかとか)あまり興味がないのです。知らずに行って、うわぁーすごい!というのが気分よく、このコンサートも大満足でした。

猫 プログラムは第1部が1番から3番まで、30分の休憩を挟んで第2部は5番・4番・6番の順に演奏されました。午後7時半開幕でオペラ座を出たのは11時頃でした。ピーター・ウィスペルウェイは軽やかにさらりと弾きます。ユーモラスな動作もあって思わず笑いを誘われたり。本当に楽しいコンサートでした。

猫 来週はオペラ座バレーの公演があるのですが、その舞台でも生演奏するウィスペルウェイ。これは2008年の舞台の再演だそうで、観ているはずなのに全然覚えていない。ちょっと不安になる今日この頃です。
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2009年05月29日

コンサート マルク・ミンコフスキ

猫 だいたい月に1度のペースでオペラ座通いをしています。先週末は、オペラとコンサートがひとつずつ。まずはコンサートの覚書。フランスを代表する指揮者の一人、マルク・ミンコフスキ Marc Minkowski によるハイドンのロンドン交響曲全集から3曲。演奏はミンコフスキ率いるグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊 Les Musiciens du Louvre-Grenoble の古楽器オーケストラです。

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     るんるん Symphonie no. 99 en mi bémol majeur 変ホ長調
     るんるん Symphonie no. 101 en ré majeur « Horloge » ニ長調 時計
     るんるん Symphonie no. 104 en ré majeur « Londres » ニ長調 ロンドン

猫 ミンコフスキはリヨンでもおなじみの指揮者で、オペラ座ではオッフェンバックのホフマン物語のコンサートを聴きました。教会のチャペルで開かれたバロック音楽演奏会に行ったこともあります。前回のコンサートの後レストランへ行ったら、すぐ近くの席でミンコフスキも食事をしていました。音楽隊のメンバーにはリヨン出身者が少なからず、リヨンへ来る機会も多いのかもしれません。

猫 しかしながら観客席は満席ではなかったので、階上席は閉鎖されKIMIUの席は1階の前から2列目に変更を余儀なくされました。安価な5階や6階席でも、舞台正面が確保できれば音のバランスがよくてKIMIUにとっては特等席なのに… 1年前から予約してあったものを、あっさりと前から2列目のいちばん端っこの席に変えられて少々憮然としていました。指揮はよく見えて楽しかったけれど、演奏者全体が見渡せなくて物足りません。それに首筋が痛くなって肩がこってしまいました。でも、そんな憂鬱が吹き飛んでしまうほど陽気になれた演奏会でした。

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2009年04月29日

コンサート 大野和士

Chausson.jpg debussy.jpg igor.stravinsky.jpg


猫 リヨンオペラ座で大野和士指揮のコンサートがありました。曲目は写真左から、

     るんるん エルネスト・ショソン 交響曲変ロ長調(作品20) 1891
     るんるん クロード・ドビュシー 牧神の午後への前奏曲 1894
     るんるん イゴール・ストラヴィンスキー 火の鳥管弦楽組曲 1911

猫 リヨンオペラ座管弦楽団員を総動員できるような豪華なプログラムです。ショソンというフランスの作曲家は全然知らなくて、ドビュシー的なモダンな曲かと思っていましたが、わりにあま〜いロマンチックな交響曲でした。「牧神の午後…」にうっとりとし、ダイナミックな「火の鳥」で盛り上がり拍手喝采、活き活きとした若々しい演奏会になりました。

猫 大野氏は譜面を見ずに指揮をします。天井近くの席から見下ろしての鑑賞で、指揮者と演奏者の連動する「からだ」の動きとそこから生み出される音まで目に見えるようでした。

猫 オペラ座9月からの新シーズン・プログラムが発表されました。若い人々に気軽に足を運んでもらいたいという方針で工夫が凝らされているのは大野氏の意向なのかもしれません。今までだってリヨンのオペラ座は、気取って正装していく場所じゃなく、ジーパンにTシャツでもまったく構わない雰囲気でした。席によっては26歳以下なら5ユーロから10ユーロで入れるようになり、映画を観るのと同じぐらいの値段です。
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